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【10年以上使用のトイレが故障!】修理?交換?それぞれのメリット・デメリット

ぺんぎんのつぶやき。

こんにちは、およげないペンギン、ぺんぎんママです。

新築から約11年経った我が家。子ども3人、義両親とも同居で7人での生活のため、いろいろな部分の劣化が早くこの度2階に設置のトイレに不具合が…。

11年使用のトイレ(洋式・温水便座付き)、修理か、交換か。

いろいろと調べ、悩み、夫と話し合った結果「交換」の結論になり、この度トイレを新調した我が家。トイレの不具合、故障などでお悩みの方の参考になればと、体験談をまとめてみました。

トイレに不具合が発生

タンクからの水漏れ

タンクの中にチョロチョロと水が流れ込んで止まらない症状が発生。便器からあふれたり漏れたりはなかったのでなんとなく放置したまま2ヶ月ほど経過。タンクの水が減って給水される音が時々聞こえていて、水ももったいないしいつまでも放置しているのも…と思い始めました。

温水洗浄便座の故障

実はそれ以前から、温水洗浄便座の不具合が起こっていました。ビデは水圧が弱すぎて使えず、おしり洗浄は逆に一番弱い水圧でもジェット噴射のような勢いで使えず。こちらも修理が必要な状態でした。

10年以上使用のトイレ 修理か交換か

修理のメリット・デメリット

修理をする場合のメリットはやはり交換に比べて費用が抑えられること。簡単な修理ですむなら、時間もあまりかからずにすむ可能性があります。

一方修理のデメリットは、いくつかありました。

  • 使用から10年以上が経過しているため、また別の場所に故障が生じる可能性がある
  • 修理に必要な部品がメーカーに残っているか分からない
  • 部品があって修理ができても完全に直るかは分からない
  • タンクからの水漏れは水道局指定工事店での修理対象だが、温水洗浄便座はメーカーでしか修理できない(家電扱いとなり水道屋さんでは扱えないとのこと)

交換のメリット・デメリット

修理を諦めて交換する場合のメリットはこちら。

  • 最近のトイレは節水効果が高い
  • 基本的には向こう10年故障や修理の心配がほぼない
  • 水漏れ、温水洗浄便座どちらも確実に一度で問題が解決する

一方のデメリットは何といっても費用面。我が家のトイレは「一体型」といわれるタンクと便器が一体になったものだったため、取り替えるとなったら水漏れを起こしているタンクのみではなく丸ごとの交換が必要です。
費用は安くても15万円以上はかかりそうでした。

トイレ交換に決定!

クラシアンさんに見積りを依頼

修理可能か、交換が必要か。プロに見ていただいて考えようということで、クラシアンさんに見積りをお願いすることにしました。

電話をかけるとすぐに訪問の日時予約をしてくださいました。(仕事の都合上、すぐに来てもらうのは難しかったので数日先に予約を取りましたが、急ぎの案件だと即日対応可能です!)

当日担当の方に現場を見ていただき、修理の場合は上で書いたようなデメリットがあることを丁寧に説明してもらえました。

その上で、修理の場合は作業費と部品代などで約15,000円。ただし修理したとしても完全に直るかは分からないし、10年以上使用している製品なので他の部分にまた不具合が発生する可能性もあるとのこと。温水洗浄便座はメーカーへの修理依頼で数万円かかるかなぁとの見積りをいただきました。
それならば、思い切って交換にしよう!との結論に。

選んだのはこのトイレ

トイレの種類は大きく分けて3種類。タンクと便器が別々の「組み合わせ型」、タンクと便器が一体になったら「一体型」、タンクがない「タンクレス」

それぞれのメリット・デメリットを下記にまとめてみました。

メリットデメリット
組み合わせ型・本体価格が安い
・故障時にタンクのみ・
便座のみなどの交換が可能
・一体型・タンクレスに比べてスタイリッシュさに欠ける
・設置面積がやや大きくなる
一体型・タンクと便器につぎめがなく掃除しやすい
・タンクレスより安価
・組み合わせ型と設置面積の差はあまりないが価格がかなり高くなる
・修理不可の故障時には
全取り換えが必要
タンクレス・タンク部分がないため設置面積が小さい
・スタイリッシュな見た目
・掃除が楽
・3タイプの中で最も高額
・修理不可の故障時には
全取り換えが必要

これまでのわが家のトイレは「一体型」のタイプ。そのため、一部の故障でも修理不可となるとトイレ一式全ての交換が必要で、それはもったいないなぁと感じました。さらに、一体型トイレ、タンクレストイレは本体価格が高いこともあり候補から除外。一番安価に交換可能な組み合わせ型を選択しました。

選んだ機種(っていうのかな)はTOTOの組み合わせトイレ「ピュアレストQR」。他の製品に比べて安価なモデルなこともあって、今回お願いしたクラシアンさんでは一番よく選ばれているとのことでした。

わが家のトイレには別途手洗いがあるためタンクの手洗いはないタイプを選択。設置場所の左右のスペースが狭いため、温水洗浄便座はリモコンが壁掛けタイプのものに決定しました。

取り換えにかかった時間と費用

取り換えの作業にかかった時間は2時間程度。来てくださった担当の方がお一人で全てしてくださいました。

かかった費用は合計18.7万円。内訳は下記の通りです。

トイレ交換作業費33,000円
便器(ピュアレストQR)52,400円
密接タンク(ピュアレストQR)61,200円
ウォシュレット123,500円
産廃処分費3,300円
割引▲103,400円
合計170,000円(税込187,000円)

物価高の昨今、痛い出費にはなりましたが放っておくわけにもいかなかったので仕方ありません…。
ちなみに、タンクからの水漏れで月1,000円程度は水道代が上がっていたみたい。もったいない!
新しいトイレは節水機能もアップしているので、水道代が少しは安くなることを期待しています。

10年以上経っていたら交換もあり

トイレは一般的に製造から約10年で耐用年数を迎えるとのこと。また、修理に必要な部品なども10年を過ぎるとメーカーに在庫がないケースもあるようです。

修理か交換かの判断目安

使用期間10年未満基本的には修理でOK
使用期間10年前後(9年超12年くらいまで)修理可能な場合は修理で様子を見るのもあり。修理が高額になりそうな場合や不具合箇所が多い場合は交換推奨
使用期間12年以上基本的には交換推奨

今回わが家ではもっともリーズナブルなグレードのトイレに交換しましたが、それでも約20万円。床材や壁紙の張り替え等はナシです。それが約10年使えると考えると1年あたり2万円です。そう考えると、2万円以下で修理ができるなら修理を検討するのもありかなと思います。

ただ、年数が経過すると他の部分にも不具合が出てくる可能性が高くなります。また修理をしたくてもメーカーに部品がなくなるケースも出てきます。そのため修理を検討するのは、メーカーで定められている使用年数+2~3年くらいまでが現実的なように思います。

今回のトイレ交換は、最初に見積りに来ていただいたクラシアンさんにお願いしました。担当の方の説明が親切で分かりやすく、予算に応じた商品のご提案もいただけました。相見積もりをとる予定でしたが、1件目で納得のいく内容だったのでそのままお願いすることに。結果、満足できるトイレ交換となりました。

新しいトイレになって1ヶ月。これまでの一体型トイレから組み合わせトイレになったことによる変化は特に感じません。スペース的にも変わりないように思います。
何より驚くのが節水機能。明らかに流れる水が少ないのが分かります。5人家族のためトイレの使用回数が多いわが家。1回あたり数リットルの違いでもかなり大きな差になります。

故障なく長く使えるのが一番ですが、10年以上5人でフルに使用していたので、今回は交換で正解だったかなと思っています。参考になれば幸いです。

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