オーブンレンジ買い替えレビュー|日立MRO-F6C

ぺんぎんのつぶやき。

こんにちは、およげないペンギン、ぺんぎんママです。

先日オーブンレンジが、壊れました。

朝トーストを焼いた時まではいつも通り使えていたのですが、次にあたため機能を使おうとしたときには全くの無反応・・・。

通常、レンジのドアを開けると液晶のライトが光り、「0」の表示が出るのですが、何も表示されず。
コンセントを抜き差ししてみたり、しばらく時間をおいて試してみたりもしましたがダメでした。

ホームページなどで確認すると故障の可能性が高そうで、修理する場合は2万円くらいかかりそうな様子。
直るかどうかは見に来てもらわないと分からず、修理できない場合も出張費5,000円がかかるとのこと。

使っていたのはSHARPのRE-WF262(2021年9月発売)。
購入は2022年6月でした。
使用期間は2年3か月ほど。
壊れるの、早くない??

ちなみに、その前に使っていたオーブンレンジもSHARP製のもので、19年くらい使っていました。
ターンテーブル式で、スチームだとかヘルシー調理とかのおしゃれな機能は一切ナシ。
ぺんぎんパパと結婚する前から使っていた古いものがついに天寿を全うし、2年前に泣く泣く買い替えたところだったのですが・・・。

修理か、買い替えか。
ちなみに、購入時に延長保証などは入っていませんでした。

修理をする場合も高額になりそうなこと、直る保障はないことと、修理期間中1~2週間ほどレンジが使えないとなるとわが家の食卓は回らないことなどを考え、買い替えることに。

新しく購入したのは日立の「MRO-F6C」(2024年8月発売)。

日立「MRO-F6C」のスペックや機能、選んだ基準と実際使用してみてのレビューを紹介します。

日立「MRO-F6C」ってどんな機種?

公式サイト:オーブンレンジ MRO-F6C : 電子レンジ : 日立の家電品

基本スペック

機能と特徴

27Lの中型サイズオーブンレンジです。
オーブンの温度は100℃~最高250℃(250℃は短時間のみ)までの設定が可能で、発酵機能も備えています。
オーブンは1段です。

レンジは100W、200W、500W、600W、1000Wの切り替えができます。
本体に74のオートメニューを搭載。
2品同時温めやパンのトーストもできます(トーストは途中で裏返しが必要)。

庫内はフラットで、レンジ使用の時は底面に付属のセラミック製テーブルプレートを敷きます。
このテーブルプレートがオーブン使用の時はオーブンの天板になります。
取り外し、丸洗いができるので衛生的です。

なぜ「MRO-F6C」に決めた?

選んだ基準

  • 7人家族のため、ある程度の大きさ(容量)があるもの

これまで使用していたものは26Lのもので、大きめのお皿も余裕で入りました。
20cm程度のお皿なら2品同時に温めることもでき、人数が多くてもストレスなく使えていました。

店頭で実物を見てもやはり20Lくらいの大きさだとちょっと不便かも、というサイズ感でした。
逆に今以上に大きくても持て余すなぁと思ったので、同じくらいの大きさで検討しました。

  • いろんな機能は結局使わないので、基本的な「あたため」「解凍」「オーブン」が使えればOK

最近のオーブンレンジは本当に高機能です。スチームオーブンやコンベクションオーブン、多彩なオートメニューやスマホのアプリと連携できるものなど…。

でもわが家で使うのは結局シンプルな機能のみ。
これまでの経験上、オーブンレンジに搭載のオートメニューを使うことはほとんどないことが分かっています。

高機能になればなるほど本体価格も高くなるし、今回のような思いがけない故障の際も修理するにも買い替えるにも痛手です。

以上の理由から、「色々できる上位機種は不要」との観点で検討しました。

  • できれば食パンのトースト機能がほしい

完全に「ご飯よりパン派!」のぺんぎんママ。朝食は毎日パンです。
これまで使っていた「SHARP RE-WF262」はトーストを裏返しなしで4枚まで焼くことができました。

多くの機能は求めませんが、できれば今回購入するものもトースト機能は欲しいと思って探しました。

ただ、こちらは予算との兼ね合いで妥協することに…。
MRO-F6C含め多くの機種はトーストはできるものの途中での裏返しが必要でした。
裏返しなしでトーストできるものは、コンベクション機能や特殊なオーブントレイが搭載されているものとなり予算オーバー。
安価なトースターを別で購入することで折り合いをつけました。

  • お手入れが楽チン

家族7人が思い思いに使用すると、どうしても汚れが付くことも多くなりがち。
お手入れがしやすいことは重要ポイントでした。
検討の際はターンテーブルがないこと、上部のヒーターがむき出しになっていないことを確認するようにしました。

MRO-F6Cは庫内がフラットでお手入れカンタン。
機能でも紹介しましたが、レンジ使用の際に使うセラミック製のプレートはオーブンの天板にもなり、取り外し・丸洗いができて便利です。
上部のヒーターも覆われていてフラットなので加熱の時に汁や油などが飛び散ってもサッと拭き取れます。

  • 予定外の出費のため、できるだけ安いもの

まさか2年少しで買い替えることになるとは思っていなかったので完全に予定外の出費。
上位機種を選ばないにしても数万円単位の支出になるため家計にとっては大きな痛手です。

当初3万円程度で考えていましたが、店頭に行くと最新機種しか置いておらず、片落ちの安いものなどは取り扱いがないとのことでした。
店舗にもよるとは思いますが…。

じっくり比較・検討する時間があれば、ネットで購入するのが一番お得だったかなーとは思いますが、数日~数週間レンジのない生活は考えられませんでした。
仕方なく、今回は店頭ですぐに買って帰れるものの中から購入することに。

今回購入したMRO-F6Cは、たまたま下取りありで大幅な割引をしてもらえたのが決め手でした。
本当はもう一つ前のモデルが対象だったようですが、その機種か品切れのため2024年8月に出たばかりのこちらの機種を割引にしてもらえました。

トースト機能のみ妥協することになりましたが、別でトースターを購入しても予算内に収まったので購入決定となりました。

ほかに検討した機種

  • Panasonic「NE-BS5C-W」(2024年9月発売)
公式サイト:オーブンレンジ ビストロ NE-BS5C | スチームオーブンレンジ・電子レンジ | Panasonic

こちらは「選んだ基準」の項目をしっかり満たしていました。

MRO-F6Cにない、トーストの両面焼き機能もあり。
底面が波打った形状の「ヒートグリル皿」は、ハンバーグを焼いたりフライものをあたためたりするときにも美味しく仕上がりそうです。

ただ、予算オーバー。
59,400円のメーカー指定価格で、実店舗・ネット問わず一切値引きはなし。ポイント還元なども対象外です。
6万円か…6万…。と悩んでいるときにMRO-F6Cに出会い、こちらに決めました。

「MRO-F6C」使用レビュー

あたため機能

予想通り、普段使うのはほぼこの機能のみ。冷蔵していたおかずのあたため直し、冷凍食品の調理がメインです。

説明書にラップ使用の有無や食品とお皿の重量を合わせることなど、使い方のコツが載っているので分かりやすいです。
前に使っていたものよりあたためムラも少ない印象(以前はオーブンレンジの上に天板などを乗せていたのがよくなかったのもあるかもですが)。
揚げ物のあたため直しも、ベチャッとならずに軽く仕上がりました。

「あたため・スタート」ボタンを押すだけの完全オートも可能ですが、「あたため」ボタン+メニュー番号の設定をするとその食材や料理に合わせた最適なあたため方をしてくれます。
液晶には番号しか表示されず、何番がどのメニューなのかは分かりません。
慣れるまでは取説を見ながらになるので若干面倒ですが、美味しく食べられる方がいいので都度確認しながらあたためています。

余談ですが、先日ぺんぎんパパがマグカップに入れた牛乳を、「あたため・スタート」ボタンで加熱したところ、吹きこぼれて半分になってしまいました。
全自動だと温めすぎになるので注意です!

解凍機能

ラップやビニール袋から出し、発泡スチロール製のトレイに乗せて加熱します。
お肉などは購入時のトレイを使用するか、カップ麺などの空き容器でもOK。
お皿などに乗せて加熱したり、ラップをかけたままだと火が通り過ぎてしまいます。
始めて使用したときに、小分けのビニール袋に入れたまま解凍したら、お肉のはしの方がゆで肉になってしまいました。
しっかり取説を読んで、2回目の時は袋やラップなしにすると上手くいきました。

こちらの機能は解凍・半解凍の設定が可能です。
解凍したい食材の重さを設定して加熱するのですが、「仕上がり」ボタンでの微調整も可能なので、やや弱めに設定して様子を見ながら追加で加熱するとよいかなと思います。

オーブン機能

ムラなく均一に焼き上がる印象です。
レンジ使用の際のテーブルプレートをそのままオーブンの天板として使うので、オーブンを使用しない時も天板の置場所に困らないのが意外と便利です。
1段のみの調理ですが、385×311(㎜)のサイズがあるので、ピザや大きめのグラタン皿なども余裕でした。

ただ、最高温度の250℃は最長5分しか使えず、5分経過後は自動的に210℃になります。
ロピアの冷凍ピザを焼いたところ、焼けなくはないけれどカリッとした焦げ目などをつけるには少し心もとない印象でした。
300℃の高温調理!ほどは求めないまでも、230~250℃くらいは欲しかったかなぁというところです。

操作性

調理メニューの番号を覚えるor都度取扱説明書を見るという手間があるのは少しマイナスポイントですが、操作性自体は悪くありません。

以前使用していたSHARP RE-WF262はメニュー選択がダイヤル式でとても便利でしたが、MRO-F6Cは必要回数ボタンを押すタイプです。
ダイヤル式に比べると少し面倒な部分もありますが許容範囲内です。

レンジのワット数は100~最高1000Wまで設定できるので、おかずやコンビニ弁当、冷凍食品のあたためから野菜の下ごしらえなども困ることはありません。
前述のようにわが家では色々な機能は使わずほぼあたためのみの使用ですが、多様な調理メニューも搭載されていますので、レンジ調理を楽しみたい人でも十分に満足できそうです。

お手入れのしやすさ

庫内がフラットなのでお手入れは簡単。
サッと拭くだけでキレイな状態をキープできます。

取り外して丸洗いのできるプレートは、食器と同じように食器用洗剤で洗えるので常に清潔。
セラミック製で汚れも付きにくく、少し汁がこぼれた程度なら布巾で拭くだけでも十分です。

オーブンレンジを買い替えてみて

使用開始から約1ヶ月。

もともと使用頻度こそ高いものの使用範囲はかなり限定的だったわが家では、「最新機種、スゴイ!!」ということも「メーカーが違って使いにくい!」ということも特になく、日常使いに困ることなく使えています。

MRO-F6Cのメリット

よかったなーと思う点は、レンジのプレートとオーブンの天板が共用なこと。これは思った以上に便利でした。

一つは上でも触れたように使わないときに天板を置いておくスペースを気にしなくてよいこと。

もう一つはレンジ使用と同じ感覚でグリル機能を使えるので揚げ物のあたため直しがラクになったこと。
以前はグリルにするためには食品を天板に並べてセットする一手間が面倒で、レンジであたためていたため、どうしてもベチャッとなってしまって美味しくありませんでした。

MRO-F6Cはレンジ使用時と同じテーブルプレートをオーブン下段にセットするだけでよいので準備が簡単。
手軽にカラッと美味しい揚げ物の温め直しが可能です。

MRO-F6Cのデメリット

一方、パンの両面焼きができなくなったのと、オーブンの最高温度の低さはやや残念なところ。
幸い、オーブンの使用頻度は低めなのと、パンは別途トースターを購入したので大きく困ることはありません。

トータルの感想

7人家族に十分な容量と、日常使用に困らないだけの機能が高いレベルで備わっていること、お手入れが簡単なこと、シンプルでキッチンに溶け込みやすい外観。

トータルでみてコスパの高いよい買い物ができたと思います。

余談・前のオーブンレンジが壊れた理由

前回の機種は型こそ古いものの、もう少し上位の機能が備わっていたので、もったいなかったなぁという思いはありますが…。

ちなみに、故障の主な原因は、扉の開閉の可能性が高そうとのこと。
最近のオーブンレンジは上下に扉が開くものか多く、「バタン!」と乱暴な開閉を繰り返すと基盤へのダメージが蓄積されることがあるようです。
思い当たるフシあり…。

該当の家族には、扉は最後まで手を添えて閉めるよう念押ししておきました(笑)

今回は長く活躍してもらえるように、使い方も家族と共有して大切に使っていきたいと思います。

予定外の痛い出費でしたが、結果的に満足できる製品に出会えてよかったです。
オーブンレンジ選びの参考になれば幸いです♪

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