こんにちは、およげないペンギン、ぺんぎんママです。

苦しい1年が過ぎ、ようやく我が家の長男と長女の受験が終わりました。
長男・高3。
長女・中3。
それぞれ大学受験と高校受験を控えた2024年度は親の方もなかなか心身ともにハードな1年でした。
3月になり、2人の進路が確定し、入学準備に追われながら考えるのは…
2人同時の進学、めっちゃお金かかるな!!
ということ。
進学費用といっても、入学金や授業料以外にも色々とお金がかかるもの。
その都度支払っているとわけが分からなくなってしまっていましたが、結局トータルどれくらいの費用がかかったのか。
同じように3歳差の同時進学に戦々恐々としている保護者の方の参考になればとまとめてみました。
長男…公立高校→私立大学
長女…公立中学→公立高校
2人とも自宅からの通学なのがせめてもの救いです。
大学進学費用
受験料
トータル支払い費用:571,000円
内訳
私立大学A 公募推薦入試(2学科×3日間×午前・午後分/評価方式追加)14.5万円
私立大学B 公募推薦入試(2学部×2日間)9万円
私立大学C 一般入試(8日間・全12回分)33.6万円
共通テスト1.8万円
私立大学の受験料は基本1回35,000円でした。
試験は様々な方式があり、大学によっては併願出願は割引がある場合もあります。
我が家は国公立は受験しませんでしたが、私立大学の共通テスト利用方式や共通テスト併用方式も受験したため、共通テストも受験しています。
上記以外に、受験料の振込み手数料や書類の送付費用などがかかっています。
入学金
私立大学A入学金:200,000円
年内に合格が決まった私立大学の入学金は20万円。
本命校の入試は2月でしたが、年内入試のA校の入学金は12月中の振込が必要でした。
本命の私立大学Cはチャレンジ校で、結果は残念ながら不合格でしたが、もしC校に合格した場合でもA校の入学金は返ってきません。
年内に併願校を押さえて年明け以降に本命校を受験する予定の方は、入学金は2校分支払う可能性があることを覚悟しておかなくてはいけません。
授業料
私立大学A前期納付金:560,500円
内訳
前期授業料 43.5万円
前期設備費 10万円
諸費(教育後援会費・学友会入会金・学友会費) 2.55万円
授業料やその他費用は、1年分まとめての納付か前期・後期に分割しての納付を選択できます。
授業料は、併願校への納付後に本命校が決まった場合は返還されますが、一時的とはいえ2校分の丸々1年分の授業料を準備するのは大変です。
A校の授業料納付期限は1月初めだったので、12月末に前期分のみ納付しました。
後期分(53.5万円)は9月に納付予定です。
入学準備
進学先が決まり、入学金・授業料の納付が済んでも他にもかかる費用があります。我が家でかかったのは下記の費用です。
ノートパソコン 約7万円
スーツ 約3万円
二輪免許取得費用 約9万円
バイク購入 約43万円(諸費含む)
合計:約62万円
ノートパソコンはHPの比較的安価なものを購入しました。
進学先が文系学部で、使用する本人もスペックにもあまりこだわりがなかったので、大学からの推奨スペックを満たしている中からお手頃価格のものを選びました。
スーツは入学式用。今後成人式の時や就職活動にも着用するだろうと考えて、ひとまず1着購入しました。
こちらも予算内でスーツ上下とワイシャツ、ネクタイ、革靴、ベルト、アンダーシャツ、靴下、ハンカチがセットになったリーズナブルなもの。
二輪免許は、通学でバイクを使用する予定のため。
自宅からの通学ですが、電車やバスよりバイクが便利な立地です。
自転車では少し厳しいので通学費用としての必要経費です。
バイクも同じく通学のため。
バイクは長く乗れることを考え新車を購入しました。
免許取得費用と車両代で約52万円。
その他毎年保険や税金・ガソリン代等がかかることを考えると、4年間通学に使用するとしたら月額約1.5万円くらいといったところでしょうか。
定期券を購入し、遠方に電車やバスで通う場合とほぼ同額になりそうですが、免許は基本一生ものですし、バイクも卒業後も長く乗れることを考えると悪くない選択だと考えています。
車の免許とどちらを優先させるか少し悩みましたが、費用や日程の都合もあり差し迫って必要な二輪免許のみ先に取得することになりました。
いずれ自動車免許も取得することになるので、予定しておかなければなりません。
以上が我が家でかかった費用の大まかなまとめですが、他にも一人暮らしの予定の場合は賃貸費用・引っ越し費用・家具家電・月々の仕送りなども必要になります。
どこまでを進学費用に含めるか、またどこまでを保護者が負担するのか。
このあたりは各家庭で考え方や経済状況などにより様々だと思います。
運転免許や一人暮らしの費用などは要不用も家庭により異なるでしょう。
それでも、入学金・授業料以外にも結構大きな出費があるということは想定しておいた方がいいと思います。
高校進学費用
受験料
トータル支払い費用:22,200円
内訳
私立高校A 20,000円
公立高校B 2,200円
私立でも大学に比べると安価ですが、公立高校と私立高校の受験料の差がスゴいです。
大学とは異なり、受験できる回数に上限があるので、そこまで高額になることはないと思います。
入試日程の異なる私立高校を複数受験すると、その分費用が大きくなります。
入学金
公立高校B 入学金5,650円
大学に比べるとビックリするくらい安いですね…。
もし私立高校Aに進学していたら12万円でした。
高校無償化と言えども無償になるのは授業料のみなので、このあたりの差は大きいです。
授業料
公立高校B 118,800円(年間)
この費用は高校無償化の制度により負担は0になる予定です。
入学準備
制服・上履き 5.6万円
体操服・体育館シューズ 2万円
教科書 3.3万円
ノートパソコン 6万円
定期代(6ヶ月) 2.8万円
合計:約19.7万円
3月~4月に支払いをしたもので大きなものは以上の合計約19.7万円となりました。
(端数をざっくり切り上げ・切り捨てしています)
3歳差きょうだい 受験~入学までの支払総額
受験~入学準備までのかかった費用総額は次のようになりました。
長男・大学進学費用総額:約1,951,500円
内訳
受験料 571,000円
入学金 200,000円
学校納付金(前期分) 560,500円
入学準備 620,000円(概算)
長女・高校進学費用総額:約224,850円
内訳
受験料 22,200円
入学金 5,650円
授業料 0円
入学準備 197,000円(概算)
2人分の合計:2,176,350円
その他にかかる費用
今回我が家の3歳差きょうだいの大学・高校進学にかかった費用をまとめましたが、家庭によってはその他にもまとまった金額が必要になる場合があります。
塾代
今回の進学費用には含めませんでしたが、受験のために塾に通う場合も多いでしょう。
我が家では高校受験対策の塾はなし、大学受験対策として高2の終わりごろから約1年間塾に通わせました。
塾代は何年生から通うのか、何教科(何コマ)受講するのか、長期休暇中の講習はどれくらい取るのか、オプションの講座をどうするかなどで金額は大きく変わります。
まさに青天井と言っていいでしょう。
交通費
我が家では高校生の長女は電車通学で1ヶ月の定期代は約4,700円(6ヶ月定期代の月割り金額)。
大学生の長男はバイク通学(予定)で、月々にかかる費用はガソリン代くらいです。(別途免許取得費やバイクの購入代、税金や保険料がかかりますが…)
遠方の学校に通う場合や、交通機関の乗り継ぎが必要な場合などは通学定期代が高額になることも考えられます。
最寄駅まで自転車を使う場合は駐輪場代がかかることも考えなければなりません。
住居費用
地元を離れて進学する場合は一人暮らしの費用がかかります。
場合によっては学費以上の高額な出費となります。
マンション等の敷金・礼金、賃料、引っ越し費用や家具家電の準備も必要になるため、あらかじめ必要な金額を見積もって準備しておく方が安心です。
遠方への進学ということは、オープンキャンパスの参加や受験の際にも交通費や宿泊費がかかる場合もあるため、事前準備や情報収集は必須です。
3歳差きょうだいの進学費用まとめ
3歳差のきょうだいは多くの場合、上の子の大学進学と下の子の高校進学が重なります。
高校進学は私立や遠方への進学でなければそこまで大きな負担とはならず、月々のキャッシュフローからの支出で対応できる場合もありますが、大学進学はすべての費用が1桁違いました。
大学進学費用については、ある程度想定して別途費用の積立をしていましたが、学費以外の費用もかなりかかるということが分かりました。
学費は教育資金の積立分から、その他費用は通常の家計費から出すようにしましたが、
「大学進学にかかる学費以外の費用」+「高校進学にかかる費用全般」
を家計費から出すのはなかなか厳しいもの。
もちろん一時的には大幅な赤字です。
今回我が家では「大学の入学金」「学校納付金」以外は教育資金積立分以外からの出費です。
大学入試の申込みがスタートした秋から進路が決まり必要なものをそろえるまでに約100万円を積立以外の家計から出しました(バイク関係の費用はお祝いなどから出しました)。
先述の通り、この中には塾の費用は含まれていませんので、実際にはもっと多額の費用が家計から出ていったことになります。
以上、冒頭の
2人同時の進学、めっちゃお金かかるな!
の内訳となります。
大学進学を控えたお子さんのいる方の参考になれば幸いです。
どのように教育資金を積み立ててきたかなどはまたの機会に…。
コメント