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【京都マラソンコース案内】オススメ&ツラいポイントも紹介

ランニング。

こんにちは、およげないペンギン、ぺんぎんママです。

ぺんぎんママは泳げませんが、少し走ります。
昨年(2024年)と一昨年(2023年)は地元・京都の「京都マラソン」に参加しました。
今年はエントリーしていませんが、街中や河川敷などでランニングしている人を見ると「京都マラソン出はるんかなー」なんてちょっと親近感を感じたりしています。

今年も京都マラソンの日程が近づいてきて、市内の各所にコースや当日の交通規制の案内などの看板などがみられるようになってきました。

「京都マラソン2025」に参加する人、中でも
「京都マラソン初めて!」
「初めてのフルマラソン挑戦なんだけど・・・」

という方のために、過去2回京都マラソンを完走したぺんぎんママが、コース紹介や大会レビューをお届けします。

京都マラソン2025 概要

開催日時:2025年 2月16日(日)
スタート地点:たけびしスタジアム京都(西京極総合運動公園内)

ゴール地点:平安神宮前
スタート:9時00分~
制限時間:6時間(その他関門あり)
参加費用:17,500円(国内の方)

ランナー受付:2025年 2月14日(金)・2月15日(土) 京都市勧業館 みやこめっせにて

メインとなる42.195kmのフルマラソンのほかに、6.1kmの車いす競技、ペア駅伝も同日に実施されます。

フルマラソンの定員は16,000名
制限時間は6時間ですが、16,000人が一斉にスタートするので整列するブロックが後ろの方だとスタートするまでに10~15分くらいのタイムロスが生じます。
スタートしてからしばらくの間は人人人の大渋滞なので走るのもゆっくりになります。
途中の給水や給食、トイレに立ち寄る可能性なども考えると、フルマラソンを5時間半以内で走れると安心ですね。

参加費用の17,500円は国内在住の方のフルマラソンの料金です。
海外の方は30,000円となっています。
その他、ペア駅伝は1組30,000円、車いす競技は3,000円となっています。
(別途事務手数料がかかります)

ランナー受付は当日ではなく事前受付制
前々日~前日の金曜日と土曜日にゴール地点の平安神宮にほど近い「京都勧業館 みやこめっせ」にて受付を行います。
オフィシャルグッズやTシャツなどの販売も行われているため、気になるアイテムがある場合は早めの受付がおすすめです。
特にTシャツの人気デザインのものはサイズによっては早期に売り切れてしまうものも。
当然土曜日の受付の方が混みあうので、可能な人は金曜日に行くと各ブースをゆっくり見て回れます。

京都マラソン コース紹介

コース紹介と見どころ

スタート地点のたけびしスタジアムを出て、5kmにさしかかる手前くらいで桂川沿いに出ます。
川沿いを2kmほど走り、嵐山の名所「渡月橋」の手前を右折します。
渡月橋を渡ることはできませんが、風光明媚な嵐山の景色を少し感じることができます。

嵐山を過ぎ、一条通に出て少し進むと左手に「広沢の池」が望めます。
天気が良く風が穏やかな時は水面に木々が美しく映えます。

「きぬかけの路」の坂を頑張って走っていると、約11kmの地点左手に世界遺産「仁和寺」が現れます。
ここは仁王門の前でお坊さんたちが盛大に応援してくれます。
その迫力満点の応援隊に元気をもらって坂道も頑張って走れます。

きぬかけの路を越えると少し走って西大路通に出ます。
西大路通やこの後走る丸太町通、東大路通などは「全国高校駅伝」「皇后杯(全国女子駅伝)」などのコースにもなっている道です。
アスリートたちが走るのと同じ有名なコースを走れるのも楽しみの一つです。

その後北へと進み、京都を代表する川「鴨川」沿いに出ます。
西賀茂橋で折り返し、川沿いを下ってから北山通りに入ります。
京都マラソンの中では一番長い折り返し区間となりますが、まだ中盤ですし比較的フラットなので楽しんで走りたいところ。
府立植物園の中を走れるのも楽しいポイントです。
舞妓さんが「あめちゃん」を配りながら応援してくれますよ。
タイムにこだわらないなら一緒に写真を撮ってもよい記念になりますね。

北山通りを通り過ぎると、再度鴨川沿いへ。
河川敷のコースもまた趣があっていいもの。
地元の方は普段のランニングコースにされている方も多いのではないでしょうか。
道幅が少し狭いので注意が必要ですが、イチゴなどのエイドがありテンションが上がります。
(エイドは開催年度によって場所や内容が異なるかもしれません)

数kmにわたって河川敷を走った後は丸太町通に出ます。
京都御所の前を走る折り返しコースです。
その後京都市役所前へ向かい、また折り返して再度北へ。
京都大学前を目指します。
この辺りまで来ると残りは少し。
沿道からも「もう少し!」「あとちょっと!」の声がかかります。

ラストは東大路通を走って目指すはゴールの平安神宮
大鳥居が迎えてくれます。

ツラいポイント…

きぬかけの路

京都マラソンの一番の難所は何といっても「きぬかけの路」
序盤の8kmあたりから12、3kmあたりまでの登りが厳しいです。
高低差は約50m。
まだ前半1/4くらいの位置なので比較的体力は残っているはずなのですが、ここで無理をしてしまうと30kmを越えたあたりで足が動かなくなります。
早々に歩いている人も多く見かけるこのポイント、侮れません。

折り返しが多い

前半はひたすら先を目指すのみ…!ですが、中盤からのコースは折り返しが多い!
特に中盤20km過ぎからの北山通りは長いです。
折り返しコースの途中にも折り返し(下賀茂本通)があり、「植物園まだ~?!」ってなります。

後半の川端通からの丸太町通からの河原町通からの今出川通――の連続折り返し攻撃には心折られます。
30kmの壁で足の疲労が限界に迫りつつあるときに、見えないゴールまでの道のりが精神的にもダメージを与えてきます。

40km手前での登り坂

最後の折り返しコースとなる今出川通は、往路が高低差約30mの登りになっています。
しばらく下り基調~平坦な道を走ってきて、最後の最後40km地点での登り坂は本当につらいです。
ここまで来るとかなり多くの人が歩いています。
(※ゴールタイム約5時間半~くらいで走ったぺんぎんママの印象です)
最後の力を振り絞って、なんとか足を前に進めます。

初めて京都マラソンに参加する方へ

コースの各所に応援隊の方がいて下さって、太鼓ダンスのパフォーマンス等いろいろな応援で力を与えてくれます。
お坊さん舞妓さんの応援も京都らしくていいなぁと地元民ながら元気が出るポイントです。
もちろん、一般の方の沿道の応援もスタートからゴールまで途切れることなく続くので力になります。
エントリーの際に申請すると、有料でナンバーゼッケンに名前(ニックネーム)を入れてもらえるのですが、名前の入ったゼッケンをしていると応援の人が名前で呼んでくれるのでさらに元気が出ます。

エイドでは定番のバナナチョコのほかにも京都ならではの「生八つ橋」「千寿せんべい」などがあります。
ミニトマトイチゴといったさっぱり系も嬉しいし、ゴールまで5時間以上かかる長丁場ランナーはおなかも減るのでパンが食べられるのもありがたいです。
あまりに通過時間が遅いと人気のものは残っていないことがありますが、タイム重視のガチランナーの方々は食べ物には目もくれずに爆走されていることと思いますので(笑)、ゆっくりランナーでも意外と色々エイドを楽しめます。

京都マラソンは京都の観光名所になっている神社仏閣や美しい景観を楽しめたり、有名な駅伝大会で使われるコースを一部体験できたりと魅力のあるマラソン大会です。
コース的には記録を狙うのにはあまり適さないようにも思いますが、京都らしさを味わいながら楽しんで走ってもらえたらと思います!

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