こんにちは、およげないペンギン、ぺんぎんママです。

ぺんぎん一家はキャンプ好きです。
上は大学生から下は小学生まで、3人の子どもたちも一緒に連休にはよくキャンプに出かけます。
キャンプを始めたのはコロナ禍の少し前。子どもたちもまだ一番下は保育園児でした。
それぞれ大きくなって部活やバイトなど忙しくなり、なかなか家族5人そろって出かけられることは少なくなりましたが、大学生や高校生の上の子たちも予定を合わせてキャンプ場で過ごす時間は、とても楽しくかけがえのないものです。

あと何回5人でいっしょに行けるかな、なんて思うと少し泣けてきます…
5人でキャンプに行くとなると、荷物も相当な量です。
テントやテーブルもそこそこ大きなサイズが必要だし、キャンプチェアも人数分。その他必要なギアや5人分の食糧、着替えなど…用意をし終えて「これ本当に全部車に載る⁈」というような大量の荷物にいつも唖然とします。
毎回「ムリムリ!絶対載らへんって!」と言いながらなんとか全部載せきって出発できているので、同じように荷物が多くて載せきれないとお悩みのファミリーキャンパーさんのために「ぺんぎんママ流・キャンプ道具積載術」をお伝えします。
キャンプの荷物(5人分)
必ず持っていくもの

キャンプの荷物の準備リストとしても使ってね!
□テント(スノーピーク/ランドロック)・・・1
□テント用ポール・・・1
□ペグ・・・1ケース
□キャンプテーブル大(120×60㎝サイズ)・・・1
□キャンプテーブル小(45×30㎝程度)・・・5
□キャンプチェア・・・5
□リクライニングコット・・・1
□キャンプラック×3
□ツーバーナー・・・1
□洗い物用バケツ・・・1
□キッチンテーブル※・・・1 ※雨予報の場合は置いていきます
□キッチンツールの入ったBOX(無印良品/頑丈収納ボックス大)・・・1
□その他ツール(ランタン等)の入ったBOX(無印良品/頑丈収納ボックス大)・・・1
□クーラーボックス・・・2
□クーラーボックススタンド・・・2
□インナーテント入口用すのこ・・・1
□インフレーターマット・ダブルサイズ・・・2
□インフレーターマット・シングルサイズ・・・1
□着替え・洗面具一式
□遊び道具(スピードミントン・グローブとボール・トランプ・携帯ゲーム機等)一式
□ブルーシート・レジャーシート
□ダストボックス
□充電器・・・5個くらい
我が家のテントはこれ!5人でも広々。設営もカンタン☆

季節に応じて持っていくもの
寒い時期
□焚き火セット(焚き火台・薪・薪割り台・斧など)
□シュラフ
□毛布
□灯油ストーブ
□上着
暑い時期
□扇風機
□タープ

必要に応じて持っていくもの
□バーベキューコンロ・炭
□ハンモック

寒い時期と暑い時期の荷物は一緒に持っていくことはありませんが、最も荷物の多いときだと「扇風機」「タープ」以外のすべてを乗せなければならないこともあります。
寒い時期は着替えなどもかさばるものが多く、かなり工夫しないと収まりきりません。
ファミリーキャンプ 荷物積載のコツ
使用している車種
我が家の車はTOYOTA「NOAH」。8人乗り仕様のタイプで、2列目シートに3人座れます。
3列目は跳ね上げて全て荷室として使用します。
運転はパパ、助手席にぺんぎんママ。長男は部活で遅れての合流も多いですが、5人で行くときは2列目シートに子どもたち3人が窮屈そうに詰め込まれることになります(笑)。

積載のコツ
2列目シートは足元にインフレーターマット(大)を2本入れます。折り畳み式のリクライニングコットもここに乗せるため、そのスペースに合わせてシートを調節します。2列目のシートを前につめすぎるとインフレーターマットとコットが収まりません。逆に後ろすぎるとその他の荷物が乗らなくなるため、この調節が1つ目のポイントです。

3列目はシートを跳ね上げてこのようになっています。
できるだけデッドスペースを作らないように2列目の座席は背もたれもかなり直角になっており、大きくなった子どもたちはかなり窮屈な思いをしていることと思います…。

荷室の下には床下収納スペースがあります。ここを有効活用するのが2つ目のポイントです。
床下収納にはキャンプチェアや小型のテーブル等、小さめのものや細長いものを隙間なく詰め込みます。薄くて小さなものなども入る限りここに入れます。

次は2列目シートの背もたれ部分のデッドスペースを埋めるように、キッチンテーブルを奥に入れた後、無印良品の頑丈収納ボックス(大)を2つ並べて入れます。
大きくて重たいものを下に置いて土台を作り、その上にできるだけ平らをキープしながら上部まで荷物を載せていきます。この平らをキープというのが3つ目にして最大のポイントです。

収納ボックスの左側にはキャンプテーブル(大)やテントのポールなどを立てて入れます。
右側奥のデッドスペースには床下収納に入りきらなかった小型のテーブルなどを入れています。
ボックスの上にはどんどん荷物を載せていくので、滑らないようにペンドルトンのブランケットを敷いています。

ブランケットの上にキャンプラックや平らな形状のテーブル、焚き火台などを水平をキープしながら積んでいきます。段差ができる場合、寒い時期なら毛布などを持っていくので間にかませて高さの調整をします。
ある程度の高さになったらテント(幕)やインフレーターマット(小)を立てて置きます。天井との間に隙間ができない高さにしてから載せることで、走ってもずれたり倒れたりすることがありません。
あとは隙間を埋めるように柔らかいものを詰めて荷物が崩れるのを防ぎます。毛布・シュラフ・着替えなどのファブリック系や、ダストボックス・ブルーシートなどはどんどん隙間に突っ込みます。
ここもポイントのひとつで、ちょっとした隙間やデッドスペースを活用しながら荷物全体の固定・安定にも役立ちます。
奥の方にある程度載せきったら手前のスペースにクーラーボックスを2段に重ねて置き、ストーブなどのかさばるものはその左右に配置。
ペグケースや薪などの重たくてしっかりしたものもクーラーボックスを挟んでストーブの反対側のスペースに。
炭や食料などのあまり重くないもの、スピードミントンのラケットなどの遊び道具・焚き火関係のこまごましたギアなど(スノーピークのシェルフコンテナに入れています)はクーラーボックスやストーブの上に。先ほど載せきれなかった着替えやシュラフなどはまたデッドスペースに詰め込みます。

それでも入りきらないもの(替えのサンダルや予備の灯油タンクなど載らない場合も…)は助手席の足元に。最後にゲーム機など壊れやすいもの、手回り品は各自のひざの上に置いて積載完了です!
ファミリーキャンプ 積載のコツまとめ
荷物が多くなりがちなファミリーキャンプ。
用意した荷物が全部載らない!なんてことになると出発前にバタバタしますよね。
我が家の積載のコツは下の7つ。
- 荷物の全体像を把握する
- 2列目の足元を有効活用
- 荷室の下の床下収納に細長いもの(5人分の椅子や小型のテーブル等)はできるだけ収納
- 大きくて重いもの(大きな収納ボックス・クーラーボックス等)を土台に、水平キープで積む
- 大きくて重いものの左右に立てて載せられるもの(テントのポール、メインのテーブル等)を配置
- 柔らかいもの(寝具・衣類等)は隙間を埋めて緩衝材に
- 軽くてかさばるもの(お菓子・遊び道具等)は最後に
基本のこのポイントを押さえていれば、多少荷物の増減があったりギアの入れ替えがあっても対応可能です。
また、大体いつも同じ場所に同じものを積むようにしているので、万が一の忘れ物にも気づきやすいです。

先日はメインのテーブルを危うく忘れるところでしたが、積載の時に
「いつもここに載せてるアレがない・・・!
と気づくことができました(;’∀’)
それぞれ荷物の大きさや量・形などは異なると思いますが、
・大きくて重くてかさばるものは下
・平らなものは立てるより水平キープで載せる
・隙間に細かいものや柔らかいものを詰める
の3点を意識すれば適当に載せる場合の1.5~2倍くらいの荷物を載せられます。
お気に入りのギアを全部積んで、楽しいキャンプができますように・・・。

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